【フィルム・レビュー】Kodak PORTRA 400の特徴と作例

フィルム

ハイクオリティで万能なKodakコダックPORTRAポートラ

フィルム・メーカートップであるKodakの最高傑作の一つ。

かつ、フィルムの代表的存在であるKodak PORTRA 400 をご紹介いたします。

Kodak PORTRAとは

KodakのPORTRAとは、写真用品(フィルムや印画紙など)の世界最大のメーカーであるKodak社のフィルムブランドです。

PORTRAという名の由来は、人の肌の描写に優れていることからポートレート(portrait)という単語からきたと言われています。

PORTRAの種類

PORTRAは以下のように、フィルムサイズ(2種類) × ISO(3種類) = 6種類あります。

フィルムのサイズ

まず、フィルムサイズの大きさで主に2種類あります。

・35mm フィルム
・120mm フィルム

これは、一般的な35mmフィルムカメラと中判(ブローニー)カメラに対応するためです。

多くのフィルムは上記2種類のサイズに対応していますが、35mmにしかないフィルムもあります。

サイズは異なっても写りや特徴は特に変わりません。

ISO(感度)

ISOとは、感度のことです。

感度は撮影の状況によって、使い分けることが多いです。

デジタルの場合は、瞬時にカメラが調整してくれるためあまり聞いたことがないかもしれません。

フィルムの場合は、フィルムによって感度が決まっています。

このPORTRAというブランドには3種類あります。

・Kodak PORTRA 160
・Kodak PORTRA 400
・Kodak PORTRA 800

PORTRAの後ろがISOです。

Kodak PORTRA 400の特徴

ここでは、PORTRA 400の描写の特徴をお伝えします。

厳密には、各ISOごとに特徴は少し変わります。

タイプC-41価格●●●○○
メーカーKodak彩度●●○○○
ISO400ラティチュード ●●●○○
フィルムサイズ35mm/120/4×5/8×10粒子感なめらか←→ざらざら●●●○○

特徴1: 自然な発色

このPORTRA 400の最大の特徴は、自然な発色だと思います。

上記の写真は、天王寺の動物園にいるキリンをPORTRAで撮影したものです。

上の部分が真っ白になっているのは、この写真が最後のコマで感光したからです。

この写真のように、キリンの黄色も自然な黄色として表現されています。

発色の派手なフィルムだと、もっとビビットな黄色になります。

壁のタイルの色とキリンの黄色の微妙な違いもしっかり再現されています。

特徴2: いつどこでも大丈夫

続いての特徴は、このPORTRA 400の万能さです。

このフィルムは、ISO400という曇りの日や室内向けの感度です。

しかし、比較的ラティチュードが広い(=露出をはずしても比較的なんとかなる)ので、

以下のようなすごく晴天でも、形にはなります。

空は白飛びしちゃってますが、ド晴天でも普通に形になります。

また、ISO400には暗すぎる真っ暗な室内でもしっかりと仕事してくれます。

露出はアンダーですが、見れなくはないと思ってますw

特徴3: 人の肌に最適な色合い

一番最初にも書きましたが、このPORTRAというフィルムはポートレート向きです。

通常、人間の肌色は大げさな色合いとなったり、逆に単調な印象になってしまったりします。

人間の肌の色も自然な色なので、やはり表現が難しいのだと思います。

しかし、このPORTRAは見事にその自然な肌色を再現してくれます。

ここは僕の推測ですが、特徴1の自然な発色と少し黄色の強い色合いがこの特徴を生んでいると思います。

そのため、このPORTRAはポートレートによく使われます。

特徴4: ちょうどいい粒子感

PORTRA 400の粒子感はまさにちょうどいいです。

下記写真のように、露出アンダーで粒子感のでやすい状況でもなんとか抑えられています。

一方で、なめらかすぎてぬめっとした感じもなくちょうどよく表現してくれます。

Kodak PORTRA 400の作例

あまりいい写真ではありませんが、参考までにご覧ください。

まとめ

ここまで、PORTRA 400について紹介してきました。

個人的には、ISO400のカラーフィルムの中では一番好きなフィルムです。

世界的にも最も有名なカラーフィルムの1つです。

非常に使いやすいフィルムですので、最初の1本目でもいいですし、新しいフィルムに挑戦したい方にもおすすめです。

ぜひ一度試してみてください。

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