スナップ写真のコツ|スナップを5年間撮影して意識したこと。

フィルム

こんにちは。

今回は、スナップ写真で意識することについてご紹介していきます。

正直、偉そうに言えるレベルではないかもしれません。

しかし、フィルムカメラでスナップしか撮らなかった自分なりに意識したことについて紹介できればと思います。

少しでも参考になればと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

はじめに

まず、僕はフィルムカメラだけで、それもスナップ写真しか撮っていません。

理由は、一番楽だからです。

街歩きするだけでいいので。

そして初めてrollei35を手に入れた大学生から、東京や大阪、時には海外のスナップを撮影しました。

スナップを撮り続ける中であまり工夫などせず、ただ撮影を続けていました。

撮影を終えて、現像から帰ってきたネガのデータを見返しても基本的にはそのままです。

しかし、最近になって自分がどのようにスナップを撮っているのか気になって思い返してみました。

すると、いくつか意識していることがあると気づきました。

今回はその意識していることをご紹介します。

スナップ写真で意識するべきこと

① まず家を出る。

いきなり関係ないじゃんと思うかもしれません。

ただ個人的にこの家を出るということが一番重要かもしれません。

スナップは、スタジオ撮影やポートレートのように何かを準備したり人を呼ぶ必要もありません。

唯一することは、”外に出る”ことです。

家の中での撮影もある意味スナップですが、
やはり屋外のいわゆる公共の場での撮影こそスナップでしょう。

そうなるとやはり、外に出ないことにはスナップ写真は撮れません。

なので、個人的には一番重要です。

しかし、実際は「めんどくさい」や「雨降ってるしやだな」とか「暑いから出たくない」とか
感情が色々と邪魔をしてきます。

なので、何も考えずに”まず”家を出るのです。

② 目が向いた物をすぐ撮る。

なんとか家を出ることができれば、戦いはもう始まっています。

スナップは全てが撮影対象です。

確かに360度かつ連写し続けるのがベストかもしれません(もちろん普通のカメラと同じ画質で)。

ただ実際そんなことはできないし、できたとしても特にすごくないです(カメラを開発した人がすごい)。

では、何を撮ればいいのか。

僕は、勝手に目が向いたものでいいと思います。

あなたの目が向いたのには、理由があるからです。

例えば、「普段ないものがそこにあった」や「すごいスピードで移動していた」とか「匂いがした」など

そういった勝手に目が向いたものには向いた理由があり、その理由はストーリーになるのです。

しかし、ここでそのストーリーを撮影しようとしなくていいです。

とりあえず撮影しちゃいましょう。

すごいスピードで走っている人がいて、仮に遅刻して走っているというストーリーがわかったとします。
しかしその遅刻して走ってるというストーリーをどう写真で表現するか考えている間に、その人はどこかに行ってしまいます。

なので、まず撮影して後からちゃんとストーリーが表現できていたか確認しましょう。

撮れていなくても大丈夫です。スナップのチャンスは無限・価格は無料だからです。

③ それでも上手くいかない時は、とにかく人の後ろ姿を撮る。

なんとか外に出て、目が向いた物を撮影してもなんか満足できない。

もしくはなんかしっくりこなくて撮影できない。

など色々な理由でシャッターが意外と押せなくなる時があります。

そんな時は、黙って近くの人の後ろ姿を撮りましょう。

もちろん、肖像権の侵害や強引に写真を撮ってはいけません。あくまでも常識の範囲内での話です。

後ろ姿は、比較的にストーリーを感じやすい写真になるからです。

④ 同じところを何度もとおる。

スナップは街中のストーリーを切り取る写真です。

そのストーリーのほとんどは、普通にしていると気づきません。

なので、注意しながら歩きます。

しかし、それでもあまりストーリーには気づけません。

そこで、同じところを何度もとおりましょう。

行きと帰りの風景が違って見えることってよくありますよね。

それと同じで、何度も通っているうちに、小さなストーリーに気づける可能性が高くなります。

そこで目が向いたものをすぐに撮影しちゃってください。

そして後からストーリーまでちゃんと写っているか確認すればいいのです。

まとめ

このように、僕なりにスナップで意識していることをご紹介してきました。

所詮、素人の意識していることなので、あまり参考にはならないかもしれません。

ただ素人同士理解できることもあるかもしれないと思っております。

参考になれば、嬉しいです。

一応、Instagram写真をあげているので、チェックしてみてください。

Instagram

ではでは。

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