フィルムカメラ|冬の撮影で準備すべきもの。

film-in-snow フィルムカメラ

今回は、冬の撮影(雪の中・極寒)で準備するものを書いていきたいと思います。

先日、知床に行った際に調べたことや実際に学んだことをシェアできればと思います。

僕は「Hasselblad 500C/M」と「Rollei35」と「写ルンです」を持っていきました。

ちなみにその時の気温は-15度でした。

用意すべきもの

必要な順番で紹介していきます。

レンズを拭く布

一番重要です。

基本的に氷点下であれば、そこまでレンズに雪はつきません。
ただ、カメラをバッグから出した直後や室内から出た直後は、カメラの温度が少し高い状態です。
その状態に雪がつくと、溶けて水滴になってしまいます。

また、寒い冬だとレンズがくもることがよくあります。
多くの場合は、屋外から湿度の高い屋内に入る時や、レンズのフィルターなどをポケットに入れていたなどです。基本的には、水滴など残らず綺麗に消えますが、跡が残ってしまうこともあります。

このように、水滴やくもりの跡がレンズについたまま撮影すると、写真に影響が出てしまいます。
(もちろん逆に面白い写りをするかもしれないので、それはそれでいいですが)

なので、すぐさっと拭けるレンズ用の布が必要です。


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カメラケース

次はカメラケースです。

寒い冬、特に雪降る中でも写真を撮りたい時、基本的にはカメラバッグに入れておくのが安全かと思います。やっぱりカメラを寒い中出しっぱにしたり、雪が溶けたりするとよくないですし。

ただそれだと、写真を撮るたびにカメラを出すという超絶めんどくさいことになってしまいます。
めんどくさいことを言い訳に写真を撮らなくなったりもします(僕は)。

なので、寒い冬や雪が降る中でも、首や肩にカメラをかけていたいという気持ちが出てきます。

その場合は、カメラを覆うタイプのカメラケースがおすすめです。
特に撥水するものがいいと思います。

また雪ですべって転ぶと、高い確率でカメラにも衝撃がきます。
フィルムカメラは古いものが多いと思うので、衝撃からの故障が起きやすいです。
衝撃を減らすという意味でもあった方がいいと思います。

実は、今回筆者が忘れたもので一番欲しかったものがカメラケースです。
コンビニなどに売っているものでもないですし、現地調達の難しさも痛感しました。


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フィルムカメラの場合、今の一眼レフとは異なる形をしていたりするので、下記のようなケースもいいかもしれません。


カメララップ マルチラップ 包む 一眼レフ ミラーレス MOUTH マウス カメラバッグ BIG MULTI WRAP ビッグ マルチラップ カメララップ MMW16053-BIG 保護 カバー ipad レンズ 携帯ゲーム クッション カメラケース カメラインナー

カメラカバー

次にカメラカバーです。

カメラカバーに関しては、三脚でしっかりと撮影したい人におすすめです。
あるいはカメラケースではなく、カメラカバーをつけた状態で持ち運びたい人にもいいと思います。
(カメラケースの撥水機能よりははるかに優秀なので、安全だと思います。)

三脚などで撮影の場合は、撮影中にカメラに雪が積もってしまいます。
それが溶けたりすると、故障の原因につながります。

ここはケチる場面ではないと思うので、準備した方がいいと思います。


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ちなみに三脚に傘をつけるのは、倒れるので僕は非推奨です。

カイロ

これは単純に寒いというのもありますが、カメラのためにあった方がいいです。
(上の3つに比べるとそこまで優先度は下がります)

フィルムカメラの電池やバッテリーは寒い中だと、すぐに電力がなくなってしまいます。
特に古いものは、なくなるのがあっという間です。

なので、少しでも温めてあげるといいです。

予備のバッテリーや電池をバッグの中でカイロと一緒に温めてあげるのです。
ただ僕は、直接温めるのは危ない気がしているので、少しカイロを離してほんのり温かい状態にしています。

また、貼り付けるタイプのカイロを直接貼り付けるのは絶対に良くないです。
貼り付けるとカメラ側に傷ができてしまいます。

カーボンファイバー製の三脚

これはネットで多かったのですが、三脚は金属じゃない方がいいそうです。
キンキンになるので、持ち運びなどいちいち大変とのことです。

確かに僕のカメラ(HasselbladやRollei)は金属製でしたが、数秒で手が痛くなりました。

まとめ

ここまで、まとめてみましたが、正直当たり前のものだし、なんなら普段から使っているという場合もあると思います。

ただ、忘れてしまわないように必ずチェックはしてください。

旅行など特にカメラ以外の荷物に気を取られ、上のような細かいカメラのアクセサリーは忘れてしまいがちです(体験談)。

現地調達が難しいものも多いので、出発前の確認はしっかりとした方がいいです。

2022年の冬も終わりそうですが、ぜひ残りの冬の撮影も楽しんでください。

ではでは。

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